健康管理業務をアウトソーシングにする理由と目的

健康管理業務をアウトソーシング、つまり外部に委託する理由のひとつに、利用者の利便性があります。同じ会社内にある場合、会社の休みには健康診断などを行うことができなくなります。また時間外に相談したいということも難しくなります。しかし外部に委託することで時間を調整、また会社の時間外に相談に行くことも可能です。平日に休みを取って相談に行きたいのに、社内にあるのでは、結局近くに病院に行くことを選ぶことになります。また人員の確保という面があります。医師や看護師、検査技師という方々は無限に存在するわけではないので、自社に確保したい場合も十分な人数を確保できるのかは不明です。自社には最低人数を確保し、検診などは外部に委託することで、人員の確保ができるようになります。まさに適切な効率化といえます。

健康管理業務をアウトソーシングにすることでコスト削減

保健室のように自社にお医者さん、またはそれに近い方がいるのは非常に頼もしい事です。業務中に体調を崩すことはあります。ストレスは精神にも肉体にも影響を及ぼします。会社の知識の無い人が判断するよりも的確に判断ができるので、適切に休みを取ることができる可能性も高くなります。しかし抱えている社員が多くなれば、健康管理業務を人事や医師ひとりで行うことは非常に難しくなります。また本格的な健康診断を行うには、それなりに多くの設備が必要となります。聴診器ひとつですべてがわかるわけではないのです。そこで設備を持ち専用の車両、もしくは検査用の施設を持つ病院に委託することで、より詳細な結果を診ることができます。その結果から、指導を自社の医師が行えば、健康管理の質も上がっていきます。アウトソーシングに依頼するべきポイントと自社で管理するポイントは分ける事もできるのです。

健康管理業務をアウトソーシングだけに任せてはいけない理由

健康管理業務をアウトソーシングする上で、個人情報の保護と、検査の質は守られるべきです。健康管理を外部に委託する会社は増えつつあり、そのような業務を行う会社も増えています。しかし競争によって質が上がることが理想ですが、価格や仕事の多さに追われてしまえば、一部で管理がおろそかになる可能性もあります。また血液検査などは、さらに外部委託になりますので、そちらとの信頼関係も心配する必要があります。ここで活躍するのが医療保険者です。医療保険者は委託している業者が適切に健診を行っているのかをモニタリングし、監視する必要があります。これは信頼関係が無いという理由ではないことはお互いが理解する必要もあります。従業員の健康管理は法律で定められた義務ですが、それ以上に社員の健康は会社の健康にも繋がります。不健康な社員が多くなれば業務は滞ります。結局は会社のためにもなるのです。